最近野球肘に悩まされている学生が凄く多いので、
今回は当院に来た中学生の野球肘の治療について書いていきます。
この子の症状は投球中以外は特に痛みは無いが
投げ始めると肘の内側に痛みが走るという症状でした。
この子は全国大会も控えていたので
練習をやりつつ治療をしていく事にしました。
治療としては
特殊電気治療(超音波,立体動態波)+手技療法+運動療法
を行いました。
野球肘は使い過ぎのイメージが強いと思いますが、
身体の使い方にも原因があります。
この子の場合は肩と股関節の可動性が悪く
投球時に肘に負担がかかりやいと考え
手技で肩と股関節の可動域を広げ、身体を連動して使える様に整えました。
運動療法で使えてない肩の筋肉を
使える様にし、家でもセルフで運動を行ってもらいました。
その結果、治療を始めてから約2週間後には
試合でピッチャーが出来る程に回復しました!
そして、全国大会でもレギュラーとして
活躍してくれました!
野球肘は安静、投球禁止が原則とされていますが
症状によっては、野球を続けながら治療することもできます
もし、肘の痛みで悩んでいる
野球少年がいましたら是非!ご相談ください
以上、塩野でした。