BLOG

中学生肘の内側の痛み 野球肘の治療

最近野球肘に悩まされている学生が凄く多いので、

今回は当院に来た中学生の野球肘の治療について書いていきます。

 

この子の症状は投球中以外は特に痛みは無いが

投げ始めると肘の内側に痛みが走るという症状でした。

 

この子は全国大会も控えていたので

練習をやりつつ治療をしていく事にしました。

治療としては

特殊電気治療(超音波,立体動態波)+手技療法+運動療法

を行いました。

 

野球肘は使い過ぎのイメージが強いと思いますが、

身体の使い方にも原因があります。

 

この子の場合は肩と股関節の可動性が悪く

投球時に肘に負担がかかりやいと考え

 

手技で肩と股関節の可動域を広げ、身体を連動して使える様に整えました。

 

運動療法で使えてない肩の筋肉を

使える様にし、家でもセルフで運動を行ってもらいました。

 

その結果、治療を始めてから約2週間後には

試合でピッチャーが出来る程に回復しました!

 

そして、全国大会でもレギュラーとして

活躍してくれました!

 

野球肘は安静、投球禁止が原則とされていますが

症状によっては、野球を続けながら治療することもできます

もし、肘の痛みで悩んでいる

野球少年がいましたら是非!ご相談ください

 

IMG_0248.jpg

 

 

以上、塩野でした。