こんにちは
今回は、腰痛の20代の女性についての症例です。
演劇を二時間観終え、立ち上がろうとしたときに腰に痛みが走ったそうです。
お話を伺うと、椅子が低く固かったとの事でした。
なぜ腰が痛くなったのか、
低い椅子に座ると股関節が深く曲がることになります。
そうすると腰痛筋とも呼ばれる「腸腰筋」が長時間縮まった状態になり固くなります。
この二つの筋肉を合わせて腸腰筋と呼びます。
そして立ち上がろうとしたときに固くなった筋肉が邪魔をして腰に痛みが走ったと考えられます。
そこで治療は、腸腰筋も含め全身の筋肉、筋膜を調整する「骨盤矯正」を行いました。
治療を終えると、ほぼ痛みがなく動くが出来ました。
そして、自宅で特に凝り固まった筋肉を動かすエクササイズを行っていただくようお話をして治療は終了しました。
当院の骨盤矯正は、骨盤に付着する筋肉そして、その筋肉と筋膜で連結している筋肉を調整していくことで体の歪みを整えていきます。
筋肉って足の裏から頭まで筋肉を包む膜「筋膜」で繋がっている事をご存知でしたか?
なかなか良くならないその痛みは、筋膜で連結している別の場所に原因があるかも知れませんよ。
以上、岡野でした。