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山登りによるケガ

 

 

 

毎日暑い日が続いていますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか(ー_ー)!!

 

私は、夜はオリンピックと娘の夜泣きで若干の寝不足気味ではありますが

しっかりと水分食事を取り夏バテにならないように気を付けていますriceball

 

やはり、熱中症は寝不足や栄養不足も水分補給と合わせて大切になりますので

 

こういった暑い日が続くときには、

意識的に水分を多めに取り

しっかりと食事もとりましょうflair

 

 

 

今回の患者さまは

 

山登りや沢登りが趣味で

山岳クラブに所属している社会人の男性です

 

 

 

休みを利用して多くの山や沢に出掛けているようで

今回は大きな事故に遭遇してしまいました。。。

 

滝の近くで足元が滑りやすくなっていたこともあり

足を滑らせて10数メートル滑落shock

意識を失い気が付いた時には救急隊に助けられていたようですsweat02

 

 

 

 

下山後、整形外科にて診察を受け、

脳などに異常はなく、その時には骨折は見つかりませんでした

 

 

一週間程、安静にしていましたが症状が改善しないため当院を受診しました

 

 

 

まず私が驚いたことが、受傷から10日経過していましたが

 

右大腿部の腫れと血腫がかなりつよかったことです

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やはり、10数メートルからの滑落は想像以上に大きなダメージを体に与えていましたbearing

 

 

また他にも、背中や首などにも痛みを訴えていましたが

 

中でも私が注目した動作が、あおむけに寝ている姿勢から

起き上がるときの痛みの出かたが強く   

ん・・・!!?なにか起こっているぞと思い

 

受傷直後にレントゲン等で検査を受けていましたが

 

提携病院にご紹介し再度検査を受けて頂きましたflair

これは、以前にも書いたことがありますが

 

明らかな骨折を除いて、不全骨折(ヒビ)などの場合は

受傷直後には骨折線がレントゲンに写らない場合が

あるためで、一週間から10日ほどしてから再度検査を

受けることで、発見されることがあるからですflair

 

 

結果は

 

 

胸骨骨折

 

でしたbearing

 

 

どうりで起き上がりが痛いわけです(ー_ー)!!

 

 

治療法は

右大腿部には、

超音波コンビネーション腫れと痛みを取り除き

さらに組織の早期回復を促すために立体動態波を行いました。

 

初回から三日ほどで明らかに腫れが引いて組織の回復が始まってきましたup

胸骨骨折には、超音波により骨折の早期回復を促し

心臓が近いので、通常の低周波電気はかけられませんが

当院の特別電気療法で体に負担のかからない特殊電療をおこなっていますsign03

 

 

患者様も受傷直後から当院を受診するまでは、

痛みと腫れが変化がないことに

不安を持っていましたが

しっかりと検査を行い

納得し、治療計画をお話しする中で

ケガと向き合い、

今では治療に前向きに取り組んでいただいていますhappy02